今回は「確率の求め方は2通り~数学A」です。
高校数学で確率を苦手な場合、確率の根本的な理解があいまいです。
また、確率を求める時の2通りの求め方(考え方) の意識が弱いケースが多いです。
※ これは超基本的なことです。
目次
確率を求める考え方
起こる場合の数 / 全体の場合の数
中学校で確率を最初に習います。
例えば、サイコロを1回投げて4が出る確率
サイコロを1回ふると、1~6の目の6通りが起きます。
そして、4が出るのは1通りです。つまり、6回のうち1回4が出るということで、確率は 1 / 6になります。
この6通りは「同様に確からしい」とします。1が出やすいとかのいかさまはないということです。
分数の和&積で確率を求める
数Aで確率を習い進めると、独立試行、排反事象、和の法則、積の法則、反復試行…と登場します。
そこで、いつの間にか、確率を分数を足したり、かけたりして求めます。
先ほどの、確率の大前提である「全体分の起こる」と離れます。
まず、この和と差の考え方を理解すべきです。
分数の和で確率を求める
例えば「さいころを2個同時にふって、2つの目の和が 2 または 3 になる確率を求めよ」
和が 2 になるのは、(1,1) の 1 通りで、確率は 1 / 36
和が 3 になるのは、(1,2) (2,1) の 2 通りで、確率は 2 / 36
この2つの出来事(事象)は同時には起こりません。さいころを2個ふって、和が 2 で、しかも和が 3 だ!はありえません。
この2つは排反と言って、確率は足して求めます。別々なのは足します。
1 / 36 + 2 / 36 = 3 / 36 = 1 /12 となります。
さて、これを全体の場合の数分の…で考える場合は、
和が 2 または 3 になるのは、 1 + 2 = 3 通りだから、3 / 36 = 1 / 12 です。
この2つの違いを理解すべきです。
分数の積で確率を求める
例えば「さいころ1個を2回続けてふり、1回目に3の目が出て、2回目に4の目が出る確率を求めよ」
1回目に3の目が出る確率は 1 / 6
続けて、2回目に4の目が出る確率は 1 / 6
よって、求める確率は 1 / 6 × 1 / 6 = 1 / 36
続けて起こる時の確率は分数をかけます(独立試行)。これは、同時に起こる時も同じです。
さいころAとさいころBを同時に投げて、Aの目が3でBの目が4となる確率も同様です。
ちなみに、全体の場合の数分の…で考える場合は、
全体は 6 × 6 = 36 通り。起こるのは ( 3, 4 ) の1通り。よって、確率は 1 / 36
このかける独立試行で、たしてしまうことがあります。
続けて起こるには、確率の積になり、確率が下がるという感覚が重要です。
2つの考え方を意識する
というわけで、確率を求める時に、どちらの考え方を使うのか意識することが大事です。
また、解いている途中も、どっちの考え方で進めているのかを考えます。
和の場合でも、2つの事象が重なる(排反でない) ときは、足すだけでなく重なっているところを引く。P(A⋃B) = P(A) + P(B) – P(A⋂B)
独立試行は、お互いに独立でない(影響を及ぼさない) ときはかける。
そして、反復試行へと続きます。
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