今回は「愛媛県立高校入試数学(令和6年度)」です。
目次
前年より易化
平均点が 27.7 点(50点満点)で、前年の 23. 1 点から上昇しました。
それまでが約 26 点でしたので、前年が難しかったです。
易化したとはいえ、数学は5教科の中で、最も危険性が高い教科です。
すなわち、失敗して大きく点数を落とすことがあります。
数学が得意な生徒でも、最初でミスをして、難しい問題のつかまりパニクりこける…はよくあります。
漠然とテストに臨むのは危険です。
オーソドックス、頻出、定番…
令和6年度は、基本から標準的で、よくある定番の問題ばかりです。
ごく普通に、問題集を使った演習が効果的です。
もちろん、大問(三) 以外です。
大問 (一)
計算問題5題。ここ数年…というより昔から、同じような5題です。
当たり前ですが、絶対に完全に正解してくだい。
特に、平方根の計算は少し難しいです。解けるまで数年分くり返ししましょう。
また、少しずつ違うタイプも入っています。数学が苦手な場合、ここで落とすと大変です。
※ 配点が非公表で、1問1点か2点か分かりません。平均点の低さから、1点かもしれません。
大問 (二)
この小問集合が勝負かもしれません。ここが苦手という声は多いです。
少し変わった問題が多いですが、難しくはありません。
1番は、因数分解か二次方程式です。因数分解なのに、二次方程式で解く。または、二次方程式なのに、因数分解する間違いはあるあるです。
ここでは、昔は図形の難しい問題がありました。その時は、飛ばすように言いましたが、ここ数年は基礎的か、図形以外の問題です。
また、方程式の文章問題があります。
5年連続で連立方程式です。しかも、文章が長めでも頻出問題です。令和6年度は超基本的でした。
速さ、割合、2けた問題など定番は、式を作れるように復習しましょう。
大問 (四)
関数の問題。二次関数。
2018年 動点→ 2019年 グラフ→2020年 動点→2021年 グラフ→2022年 動点→2023年 グラフ→…
ときて、2024年は…グラフでした。ランダムでしょうか。しかも、正方形になる超頻出問題でした。
昔、一次関数と二次関数が交互に出る。また、何年も続けて動点問題が出続ける時がありました。
今年は、動点問題かも。昔の問題が使えそうです。
大問 (五)
証明問題は、2017年から、合同→相似→合同→合同→相似→相似→合同→合同…と出ています。今年は、相似かな…
また、最後は毎年難しい問題が出されます。
ただ、令和6年度は、難しいですが定番の面積問題。やはり、頻出問題です。
異彩を放つ、大問 (三)
非常にオーソドックスな定番の問題が多い中、大問 (三) は異彩を放っています。
新傾向問題、思考力を問う問題でしょうか。以前は、規則性の問題がよく出ましたが、ここ数年姿を消します。
文章も長く、難しいというか面倒で手間取ります。
ただし、1番が超基本的です。そこは解くとして…
あとは、そっとしておいて無視した方がいいかも…。言い方はよくないですが、「地雷」です。
飛ばして、他の問題をしましょう。数学が得意で、高得点を目指す場合に、順番通り解いて、ここにはまる…ありそうです。
作戦を立てる
ということで、解ける問題を確実に答えを合わせる。解く順番、飛ばす問題を想定しておく。
事前の作戦が必要です。漠然と臨んだり、普通に順番に解いていくだけでは危険です。
必要な合格点にもよりますが、計算、小問の基本、(1) などを確実に解いて、50点満点で20点を確保して、そこに上乗せするという感覚です。
塾では、各人で作戦会議を開きます。

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