新聞配達・続

塾とは関係ないのですが、「新聞配達・続」です。他の仕事をすると、塾の仕事がいかに閉鎖的で、狭い世界か感じます。ただ、それは、どこの世界でも同じかも知れません。それぞれに、大変さがあるのでしょう。

命がけ?の仕事

バイクで配達をしますので、事故など危険といえば危険です。実際に、私も車と衝突する事故に会いました。足の指を骨折して、左腕の肘が腫れました。

命の危険を感じたのは、台風と大雪です。

台風で、新聞配達は休みになりません。3回ほど台風の中を配達しましたが、そのうち1つは暴風雨でした。しかも、もろに直撃でした。

他の配達店では、台風で配達は休みではないかと抗議があったそうです。しかし、新聞配達では、休みはないのが常識です。

あまりにもの暴風雨で、バイクが前に進みません。また、スタンドで立てたバイクが、風で倒れます。さらに、目の前に看板が倒れてきましたし、恐怖を感じました。それでも、なぜか仕事だからと割り切って、半分楽しんで配りましたね。

それよりも、恐怖だったのが大雪です。雪が積もることは珍しく、その日は何cmか積もっていました。雪国の人からは笑われそうですが、慣れていません。

一応、タイヤにチェーンらしきものを付けてもらいましたが、ほとんど役に立ちませんでした。今思えば、事前に調べて、自費でいいから対策すべきでした。

雪自体はたいしたことないのですが、危険なのが路面の凍結です。タイヤが滑って危険です。

その日も、夜中から配り始めます。出だし数分で、滑って横転、新聞をぶちまけます。さらに、しばらくしてまた滑って横転します。対向車がいたら、衝突を避けられません。これは配れないと思います。

それからは、最徐行をくり返し、転びはしませんでしたが恐怖です。また、山の上から下る時、ブレーキが利かず、山底に転落しかけます。次の日の朝10時くらいまで、配達にかかりました。

覚えられる!!

前回も書きましたが、最初は、100件以上の道順を覚えられるか不安でした。しかし、しばらくすると覚えられます。

初めは、紙に書いたりして覚えましたが、2週間もすれば頭に入ります。そして、1ヶ月もすれば、順番に名前、新聞名、マンションの部屋番号などを、そらで言えるようになります。

覚えるまでの時間は個人差がありますが、全員が覚えることができます。年齢や性別など関係なくです。

冷静に考えると、かなり大変な暗記量です。これと比べると、学生時代の勉強で、暗記することが難しいと思えません。ポイントは二つあると気づきます。

1 仕事であること

まず、仕事だから覚えられます。それで収入を得るわけで、覚えられませんとなりません。目の前のお金がモチベーションになります。

しかし、勉強にはそれがないです。今単語を覚えても、誰かがお金をくれるわけではないです。もし、英単語を3000個、1ヶ月で覚えたら、100万あげると言われたら?

おそらく、たいていの高校生は覚えるのではないでしょうか。私でも、今言われたら、きっと覚えます。10万だと…しないかな。

しかし、勉強で覚えることで、将来大金を得られる可能性はあります。100万どころではないです。

2 何回も見れば覚えられる

道順を誰でも覚えられるのは、毎日くり返すからです。

そこに、暗記のヒントがあります。

100以上の件数を、一夜漬けで覚えるのは困難です。そして、すぐに忘れるでしょう。

そして、実際に配達することで、記憶が定着します。単に紙で書いて覚えても、実戦では役に立ちません。

勉強も同じかも知れません。例えば、英単語を覚えても、長文など実際に読めないと意味がないです。