前回に続き、「中3実力テスト対策~秋」です。9月以降、期末テストも含めると、1ヶ月に1度テストがあります。これらのテストにどう対応していくか。それは入試にもつながります。
まずは最近習った単元を勉強
実力テストは範囲が広く、どこから手をつけていいか分かりません。
長期的に計画を立てて学習…と言われても難しいです。
そこで、優先すべきことは、最近習った単元の勉強です。実力テストでは、テストのたびに、範囲に中3内容が足されていきます。
最近習った内容で、記憶も新しいですし、配点は低くても確実に出題されます。
当塾でも、直近に習うテスト範囲に入る単元を終わらせます。そして、実力テスト対策に入ります。
基本演習と実践演習の二本立て
勉強の仕方としては、単元ごとの基本演習と、テスト形式の実践演習の2つがあります。
スポーツでいえば、基礎的なトレーニングと試合形式の実践でしょうか。
この2つの勉強をバランスよくすべきです。実力テストが、成績が上がりにくい原因がここにあります。
基本ができていないのに、実践ばかりしてもできない。逆に、基本演習だけで、実践演習を積まないとテストでできない。
これは人によりますし、同じ人でも、教科により違います。
実力テストで7割以上取れるなら、実践演習だけでも点数は上がります。
昔勤めていた塾が、ひたすら過去問など実践演習でした。
その時は、7割前後は微妙で、効果はあったりなかったり。それ以下は、基本ができていないので、空回りでした。
実践は何をするか?
では、実践演習は何をするか。
ここは、塾が強いところです。過去問をはじめとして、様々な問題を持っています。
ただ、愛媛県は中学により違い、その学校の過去問では劇的な効果は望めないかも。
共通の実力テストがある県が多く、それは過去問が有効です。毎年、出題傾向が似ていますから。
塾に通っている場合は、実践問題は入手しやすいし、塾でも当然しているでしょう。
それがなくても、問題は身近にあります。そう、前回、前々回の実力テストです。
それを解き直しではなく、時間を計ってテスト形式でします。これが、一番即効性があります。そして、実力をつけることもできます。
学校の実力テストを、入試のために利用する感じです。
他にも、市販の問題集、テストもあります。問題集なら、最後に総合問題で、テスト形式でついています。
そして、国語や英語の長文問題もするようにしましょう。毎日、どちらか一つずつして、継続しましょう。「完全攻略 国語読解」(文理)、「高校入試スーパーゼミ 英語長文」(文英堂)など市販の問題集、あるいは国語は、7割以上取れるなら、「全国高校入試問題正解 国語」(旺文社)などで入試問題でもできます。
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