計算ミスを減らす

今回は「計算ミスを減らす」です。算数や数学で計算ミスが多い場合、どうすればいいのでしょうか。

まず、計算ミスを完全になくすことはできません。人間誰でもミスをします。私自身も、授業をしていて、よくミスをします。なくすというよりは、減らすと考えましょう。

そして、こういうと身もふたもないですが、算数・数学の力をつけることが遠いようで近道です。多く解くことで、スピードを上げると、正確性も上がります。

塾での指導

実際に間違っている場合は、基本的には✖をつけて、生徒自身に訂正してもらいます。どこで間違ったのか気づくことが大事です。ただし、塾の時間は限られているので、間違ってる箇所に赤で線をひいたり、合っているところまで  」 をつけます。

そのとき、ここが間違っていると言うこともあります。以前に同じ間違いをした場合、また間違えていると言ったりします。人間、1度や2度くらいでは、急には直りません。何度も間違えて、身に付けていきます。

小学生の場合、筆算の仕方など計算の仕方を指導することも多いです。よくあるのが、暗算をしないこと。2けた内のたし算、ひき算、2けた×1けたなど、暗算をしないと時間がかかり、何をしているのか忘れます。

これは、中学生、高校生でも言えます。例えば、15×2や30÷15などが瞬時に計算できず、筆算でしていたのでは、ミスは減りません。

※ 百マス計算などドリルが有効です。

途中式を書くor書かない

基本的には、途中式を書かないとミスが起きる確率は上がります。頭の中だけで、式を作り、計算するのでは、ストレスがかかり混乱します。

ただ、逆に途中式を丁寧に書きすぎて、ミスが多いことも多いです。それは、計算の過程で時間がかかり、集中力が落ちるためだと思われます。

途中式の途中は、ある程度暗算して省略することが必要です。例えば、方程式を解くとき、習い始めはきちんと書くべきですが、慣れれば途中の移項する式は、頭の中でするとか融通を利かせることが大切です。

考えながら解くべき

ミスを減らすには集中すべきと言います。もちろん、それは正しいのですが、集中するとは、具体的にはどうすることでしょうか。

例えば、車の運転するとき、真正面だけを見て集中すると、周りが見えず危険です。スポーツでも、狭い視野だけに集中するのではなく、全体を漠然と見ないと力を出せません。

算数や数学を解くときも、同じことが言えます。問題を解き始めると、そこに集中して、間違っていたとしても突き進みます。また、解いているうちに、調子が良くなり、一気に解き切ろうとします。ランナーズハイとも言うべきでしょうか。

解いているとき、計算をしているときに、実は頭の中が真っ白で考えずに進んでいたりします。ですから、途中で間違ったことに盲目になり、気づきにくくなります。

解いているとき、計算しているときに、今何をしているのか、この計算はどういう意味があるのか、正しい式・計算で進んでいるのかなど、瞬時に考えながら解き進めます。例えば、125-89 の計算も、36 ですが、36 でいいのか、答えが出たあとも考えます。100 に 89 は 11 足りないから、25 と合わせて 36 であってるな、と。

答えが出たら、出しっぱなしでなく、考えましょう。目の前のハードルを見ずに、なぎ倒して突き進めば、ミスも起きます。パワーがあれば、問題ないですが。

ミスは答えの手前で起きる

多くのミスは、最後の答えが出る手前で起きます。例えば、連立方程式で、X の値が出てから、残りの y を出すところで多くミスをします。先の話と同じく、ゴールを勢いよく突き抜けようとします。

ですから、最後の答えが出るところで、意識的にゆっくり考えて慎重に考えれば、ミスは減ります。そして、最終的な答えが問題にあっているかを、やはり「考え」ましょう。

難関大学の入試でさえ、面積を求める問題で、答えが-2というケースが目につくそうです。また、家から公園まで400㎞という答えはありえませんよね。遠すぎ。

見直しをする?

見直しをしろと言いますが、正しいですが、私は性格的に見直しできません。ですから、入試など大事なテストは、もう一度解き直しをしました。

高校時代に単純ミスが多く、直そうと訓練をしました。基本的な問題をたくさん解いて、正解率を記録していきます。数字にすると、多少は効果がありました。88%が92%くらいには上がりましたが、人間はミスをするのだと悟ります。

ただ、その訓練のおかげで、解くスピードが格段に上がりました。結果的には、テストでのミスは減りましたが、見直しは面倒でしません。その解いている時に、瞬時に何回も検証して答えを合わしていきます。

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