今回は、「塾の将来②」です。
前回、塾の現状が厳しい。対面授業とオンライン授業の両立。と述べてきて、塾にわざわざ通う必要があるのか?と疑問を投げました。
この先、20年後くらいには、今の対面授業の塾は化石となり、塾はないのでは?と極論も頭をよぎります。
塾の指導形態の変遷と混在
私が塾業界で働き始めたのは、今から約30年前です。
当時は、塾は一斉授業が主流でした。
そして、個別指導塾が増え始めます。今では半数近くまで、個別指導になります。
さらに、コロナ感染をきっかけに、オンライン指導が一気に広まります。
一時期、対面への揺り戻しがありましたが、再び急速に広まります。
また、自立学習型の塾もあります。「自立」をうたう塾は昔からありましたが、これからの塾の形だと思います。
さらに、「毎日通える」「超管理」など様々な形が生まれます。
一斉と個別にこだわらず、いいとこどりの「集団指導」も増えています。この辺はあいまいで、昔からあった指導でもあります。
当塾も「集団指導」と言えますが、形にこだわらずシンプルに指導をしています。
将来は、人ではなくAIが指導する…も現実になるでしょう。
今、過渡期なのか、それらが混在しています。消費者からすると「分かりにくい」とも言えます。
今から数年である程度淘汰され、いずれ従来の塾はなくなるのかも知れません。
対面指導が衰退?
長らく、塾といえば、生徒が塾に通い、「人」が指導するスタイルでした。
しかし、それは最善なのか疑問です。小中高生が夜の時間に塾に通うのは、大きな負担です。特に激しい部活をしている場合、心身への影響が大きいです。
わざわざ塾に通う必要があるのか?
塾に通うのが当たり前になった世代の人たちが親になり、子供を通わせる時どう判断するのか…。
最近、オンライン指導を一部でしていて、そう強く感じます。少なくとも、毎回通う必要あるのか。通塾は週1日で十分ではないかとも。
対面指導では、たまたま同席した他の生徒など環境に左右されます。塾の指導も、それにより左右されます。そこに労力を費やすのが、実は必要なのか。ムダが多いとも感じます。
勉強するのに、余計なことではないか。勉強に人間関係を持ち込む必要ある?それは、平成あるいは昭和の古い感覚なのかもしれません。
今後数年が激動?
前に書きましたように、今から数年は少子化の影響はわずかです。
しかし、数年後に急速に少子化が進みます。その時までに、今の塾の混在が、ある程度落ち着くように感じます。
少子化と塾の乱立により、物理的に売上が下がります。今まで、そこそこ生徒を集めて、生き残った塾も、さすがに厳しくなるでしょう。
そして、オンラインの広がりが進み、精度も上がります。AIやアプリなどの開発も進むでしょう。オンラインは場所を問いません。対面ありきで慢心していると、一瞬で生徒を失うかも知れません。
今の様々な指導の混在では、消費者に「分かりにくく」、塾から離れる可能性もあります。
保護者は、塾に単純に「よく見てもらって、成績が良い」ことを求めます。塾が迷走を続けると、そっぽを向かれかねません。
次回は、具体的に塾がどうなるか。
※あくまでも、個人的な考えです。
