今回は「化学の勉強②」です。
化学の受験勉強を始めるとき、何からすればいいのか。大学入試 (共通テスト、記述) の化学でできるようにするのは、何から始めるべきか。初歩中の初歩です。
化学基礎から
まずは、化学基礎からです。大学入試で記述がある人は、化学基礎・化学が範囲になるので、化学基礎から始めましょう。
また、入試が共通テストだけの場合。化学が苦手な場合は、化学基礎から始めるべきです。
※ 直近のマーク模試で70点以上取れている場合は、化学からでも構いません。
化学基礎は、文字通り化学の基礎です。「物質の構成と化学結合」を深く理解していないと、化学で困ります。
そして、理論では、化学基礎の mol 計算が、基本中の基本になります。
さらに、元素記号に、化学式、イオン式、そして化学反応式。これらは、英語でいうと、アルファベット~英単語のようなものです。
どれくらい理解すべきか…。具体的な例で言うと
「イオン化エネルギー」「電子親和力」「電気陰性度」のそれぞれを区別して、説明できるかどうか。
「配位結合」がどういう結合が説明できるか。具体的に、アンモニウムイオンができるときの流れを言えるか。といった具合です。
「覚える」というのは、それぞれの用語の定義をきちんと言えて、理解できているかどうか。同位体と同素体、元素と単体など、違いが分かるかどうかです。
※ 具体的にどう勉強するかは、塾でしている指導の一例を挙げます。参考にして下さい。👇
この後、演習編でトレーニングを積んでいきます。
モル計算が全ての基本
化学の理論では、どの単元でもモル計算を使います。すなわち、化学基礎で習うモル計算が分かっていない、あいまい、遅い場合は、非常に苦労することになります。
例えば…
水素分子 H₂ があります。この水素分子を 6.0✖10^23 個集めたまとまりを1mol と言います。そして、水素の場合、2gになります。これが分子量です。さらに、気体の場合、標準状態(1気圧、0℃)では、体積が22.4Lです。
ですから、水素 18グラムは、18 / 2 =9 mol です。
物質量 n mol 、質量 w g、分子量 M のとき、 n = w / M となり、非常によく使います。
もちろん、他にも、濃度 mol / L などもあるのですが、化学基礎の計算は、正確に速くできるようにすべきです。
元素記号、化学式、イオン式→化学反応式
元素記号、化学式、イオン式は、化学では、英語いうとアルファベットみたいなものです。
そして、化学に強くなるには、化学反応式に強くなるべきです。化学反応式を「作れる」ようにならないと、化学ではありとあらゆる場面で、支障をきたします。
それこそ、中学レベルの化学反応式からやり直すべきです。
まずは、化学基礎で出てくる化学反応式(イオンを含む式、半反応式含む)を書き出して、作れるようにしましょう。
そして、化学では、各単元で出てくる化学反応式をその都度、拾い出し書けるようにしましょう。何度も練習して、化学反応式に強くなるべきです。