今回は「理系の受験勉強」です。
このブログでは「勉強のしかた」を多く取り上げています。しかし、勉強のしかたは人それぞれですし、その多くは個人的な体験に依ります。
難関大学、医学部に合格した人が、こうすれば合格できるというやつです。
それは、間違いではないですし、当てはまる場合もあります。しかし、うのみにすべきではありません。
今回は、私自身のその最たるものです。誰にも参考にならないような、どうでもいい内容です。
※ 塾講師として長年の経験で、多くの生徒を見てきています。その上での勉強のしかたは、多少は汎用性があります。本当に、多少ですが。
難関大、医学部を目指す理系
この時点で設定が狭いです。私自身が、中高一貫校に在籍して、国立の医学部を受験しました。
目指したのではなく、東大には届きそうにないし、勉強もしたくないので、まあ医学部でいいか。そんな軽い気持ちでした。周りの同級生にも、非常に多かったです。
地元の愛媛大学にはあまり行きたくなく、岡山大学くらいが適当かなと考えます。県外には出たかったですし、岡山大学医学部といえば、歴史もあり名も通っています。
二次試験も、問題がそれほど難しくなく、無理に勉強しなくてもいけるだろう。それに、模試は常にA判定(センターはCだったか)でした。
当時のセンター試験は、今の共通テストより易しかったです。一次と二次の配点比率が、800:1200なのは気がかりでしたが、センターは無視しました。
理系科目以外の、国語と社会は苦手でしたが、捨てていました。現役時に、国社で得点率66%でしたから、そんなに致命傷でもありません。
センターは、過去問すら解いていません。
二次試験の、英数物化しか勉強していませんでした。
そして、不合格。
昔は得点開示もなく、なぜ不合格かなぞです。もっとも、センター80%は低いですけど。
医学部志望の一浪
ということで、めでたく浪人生活が始まります。
予備校には通いませんでした。宅浪です。
そのときも、無理に勉強してまで、大学に行こうとは思いませんでした。無難に入れる大学でいい、と。
ですから、予備校に大金を使うのは避けました。「普通」に勉強すればいいだけです。
一応、岡山大学医学部を、もう一度受けることにします。そして、最悪、愛媛大学医学部をすべり止めにします。
赤本で合格最低点を調べて、8割とれば合格できると知ります。入試問題を見れば、8割は取れます。力を落とさなければいいだけです。
※ 多少の修正はしました。例えば、センターの現国は、解き方を変えましたし、センターの過去問もたまにしました。
英数物化の受験勉強
前置きが長くなりました。
個人的な自慢で、腹が立つ奴ですね。受験生の多くが、受験勉強に苦しんでいるのに。
ただ、みんながみんな「逆転合格」を目指すわけではないです。実力通り入れる大学に安全に入る人も、非常に多くいます。それは良くないことではないと思います。
高3の受験前から、一浪の時も、私は受験勉強に時間は割きませんでした。1日長くても3時間で、それでも長く苦痛でした。
一浪の時は、少しは耐えたのか、1日3時間は勉強しました。宅浪なので、予備校も行かないし、今みたいにアプリも動画もありません。
1日をどうやって過ごしていたんでしょうか(笑)
とにかく、3時間。英数物化で組みます。
英語
母校の中高一貫校で、死ぬほど鍛えられて、記述の偏差値は75。それでも、英語だけは毎日かかさず、受験勉強しました。3時間のうち、1.5時間~2時間は英語です。
中高時代にしていた、英単語・熟語・基本文を継続します。自分でテストをつくって、毎日します。単語は6000~7000レベル。そして、基本文も500くらい頭に入っていました。
あとは、英文解釈の問題集。マイナーな薄いものだったと思います。数行の英文を訳して、解説見て、類題をちょろっとする程度。その問題集は、全部暗記するくらいくり返します。
しかし
センター試験85%、記述70%と失敗気味でした。もうちょっと過去問など実践演習をすべきだったかも。
数学
数学は私は得意でした。記述の模試でも、何度も満点をとるくらいです。記述の偏差値は80以上。
高校時代は、数学の難問を解くのが趣味で、私の中では勉強とは別でした。
数学という強力な武器があったので、こんなふざけた受験勉強でも、十分闘えました。入試では、数学は満点を取るので、他の教科で70%取れば合格できます。
一浪してからは、数学はあまり解きません。忘れない程度で、隔日とか、3日に1日ペースくらいです。何かの問題集を解いて、さすがに過去問も解きました。
そして
入試では、もちろん、センター試験100%、記述100%です。
嫌味な奴ですね。宝の持ち腐れと、よく言われていました。
物理、化学
怠けの私は、物化は苦手でした。記述の偏差値で65くらい。ただ、勉強して克服しようという気持ちは、一切なかったです。
3時間の勉強のうち、英語を必ず毎日半分以上して、残りは数物化の3教科を解きます。そのときの気分で、3教科を回していました。
どう勉強していたのか、記憶にあまりありません。
物理は、性に合わず嫌いで、解くのが嫌だった思い出しかありません。解けないことはないのですが、仕方なく解くという感じです。
化学は…。今、化学を指導していますが、当時化学をどう勉強していたのか、全く覚えていません。ひょっとすると、化学は勉強していなかったのかも。
物化は、重要問題集(当時もあったのです)を解いていたような…。
そして
物理がセンター100%、記述60%。また、化学はセンター90%、記述90%。
危ういですね。
3教科3時間
ということで、この3教科3時間が基本で、毎日続けます。イレギュラーで、国社やセンターの過去問など入れますが、3時間以上しません。
そして、予定通り「無難に」岡山大学医学部(医学科)に合格します。最終的に、得点率82~83%で、勉強不足で危なかったとも言えます。現役時代は、なめていましたね。
さて、このふざけた?受験勉強ですが、難関大学・医学部に確実に受かる方法でした(私にとって)。
数物化は原理原則は分かっていて、わざわざ基本から勉強する必要ないです。ですから、合格できるレベルを維持すればいいわけです。
理数系は、一度きちんと理解してしまえば、ムダに勉強する必要はありません。何となくわからないまま、だらだらするからできるようになりません。
そして、英語を地道に毎日継続したことが勝因でしょう。
これは、力のある勝者の戦法と言えます。でも、合格者のほとんど強者です。こういう連中がしのぎを削っている世界です。
個人的なことをだらだらとすみません。いい年して、大昔のことを…。
決して真似をしないでください。
最後に一つ。もし、たった3時間と馬鹿にするなら、毎日続けてみて下さい。それすらできない人が大半でしょう。
