今回は「授業なんて聞かない」です。
以前、ブログで「授業を聞く」について取り上げました。そして、授業について、ネット記事などを見て、その補足です。
授業を聞かない
その記事の一つに、勉強ができる学生の多くが、学校の授業を聞かないとありました。
私自身もそうでした。人の話を聞きませんし、聞いて理解するのも苦痛でした。
さらに、授業が進み、板書をノートに写すのが大変です。写すのに必死で、内容が頭に入って来ません。
それで、学校の授業を聞かずにどうするのか。
教科書を読みます。あるいは、参考書や問題集やプリントです。音ではなく、目の前から逃げない文字を解読します。
授業も全部聞かないのではなく、何をしているかや、大まかなことは聞きます。そこから、教科書などを読んで理解します。
ただし、必要なことがあります。読む力です。読んで理解する力があると、授業を全部聞く必要がありません。
学校の授業は、教科書などを読めない子のためにある。少しきつい表現ですが、その一面はあります。
学校の授業中に勉強する
私は、学生の時に、夜勉強することが疑問でした。
朝から夕方まで、学校で授業があります。長い時間拘束されて、そこで勉強をします。なのに、さらに夜に勉強をするの?
単に怠けの屁理屈ですが、夜の勉強はやめて、学校の授業中に勉強します。
授業を全部聞いて受けるのではなく、自分で教科書などを読んで身に付ければいいです。そこで集中して理解しました。
勉強というと、学校以外の自宅での勉強と思われがちですが、学校の授業時間も貴重な時間です。
先生の説明を聞く、板書を写すだけでなく、自分で読みましょう。
教科書などを読むことで、読解力もつき、学力もつきます。
また、板書も、まずは読んで理解しようとしましょう。写すよりも、それを優先してください。
理解した上で、まとめてノートをとるようにすれば、効果的です。
※ アメトークの「勉強大好き芸人」の回でありました。そこでの、宇治原さんのノートのとり方は、大いに参考になると思います。動画などで参照しましょう。
塾での授業
授業を聞かせて分からせようとした
若い時は、塾では一斉授業が中心でした。
そのときは、ひたすら「いい授業」をしようとしました。
わかりやすい解説、聞きやすい声…授業を理解させようと考えます。
私自身が授業を聞かないのに、人にはまじめに授業を聞けと言います。どこかで矛盾があったのかも知れません。
何百、何千と一斉授業をしてきましたが、ずっと違和感はありました。「人に話を聞いて理解する」のは難しいのではないかと。
ただ単に、私の力量不足ですが、色々な塾の指導に触れて、考え方も変わりました。そして、授業の仕方も変わります。
演習中心の指導へ
ということで、私の塾での一斉授業は、「解説しても、それほど分からない」ことを前提にしています。
私の説明を聞いて、そこからだけ理解することを目指しません。
板書することで、それを見せて、読んで解説します。その時に、ノートに書くのを止めて、前を見るように指示することもあります。
また、ワークやプリントなどを読むことも多いです。中学生は、生徒に交代で読んでもらいます。
高校生だと、単元の基本を授業で全部解説するのではなく、導入の穴埋めの解答&解説を渡します。それを書き込んでもらいます。それを元に、後から解説を補充します。
そして、聞く授業から、シンプルに生徒が勉強する「演習」中心にシフトしていきます。
文字からか、音声からか
また、ブログの記事で、理解するのに、文字からか音声からか人により違うとありました。
人の話を聞いて音から理解するタイプと、文章などの文字を見て理解するタイプがあるそうです。私は前者ですが、皆が授業をよく聞けというのは難しいようです。
従来の勉強といえば、ペーパーテストで読解中心で「文字」から情報が強いと思います。
やはり、読み取り、理解することが主流です。
しかし、これからの教育は、話す聞くも含めた能力も必要となります。
授業を聞くだけでなく、説明する、議論するなどもすべきだと感じます。
