今回は「中学生の成績を上げる①」です。
まだ、休み明けのテスト結果がでそろっていませんが、成績がかなりいいとは言えません。
塾は成績を上げるところです。少なくとも、私はそう思っています。それができないなら、塾を開いた意味がありません。
この周辺にも多くの塾があり、そこへ行けば違う結果だったかも知れません。
開校して、1年半ほどですが、確かに多くは成績が上がり、ある程度の結果は出ています。
しかし、あまり変わらない生徒もいます。上がり下がりをくり返す生徒もいます。
それは当たり前で、都合よく上がり続けることはありません。変わらないは、伸び悩んでいるとも言えますし、維持できているとも言えます。
でも…
ここのところの結果(5教科の順位)を受けて、これではいけないと思います。
それは、私自身の慢心もあります。塾でこれだけさせていれば、できて当然だと構えていました。確かに、一定の成果はありますが、何かずれを感じます。
塾で成績を上げるために
ということで、塾のやり方を見直して、改善していきます。
ターゲットは、2学期期末テストです。さらに、中3は10月の実力テストです。名もない個人塾が、目先のテストで結果出せないとか、存在価値はありません。
今日をスタートにして、リアルにこのブログで追っていきます。今から2カ月半ほど、具体的に何をして、何を変えて、その結果どうなったか検証までします。
それによって、当塾の今後の目指す先が見えます。
この1年半実際にしてみて、分かったことは多くあります。来る生徒、学校のテストなど、実際に見ることで気づきがあります。
以前、この地区で働いていたときや、これまでに勤めていた塾のやり方をそのまましても、どうしてもずれは生じます。
生徒と話すこと
手始めに、生徒一人一人と話さなくてはだめだと思います。
もちろん、これまでも話をしてきましたが、「成績を上げるため」にフォーカスしきれていません。
そもそもですが、生徒自身は、成績を上げようと思っているのでしょうか。
本人がその気がないのに、塾でいくらやらしても思うような結果は出ません。
さらに、どういう勉強をしているのか。どういう意識で勉強しているのか。
すでに、少し話しましたが、塾の週2日以外、家でほぼ勉強していない生徒もいました。塾だけの勉強で上がる?
確かに、塾でしている教科は、していない教科より明らかにできています。しかし、勉強をあんなにしないのでは…
塾だけの勉強ではできない
塾では普段、中1、中2は週2日3時間学習しています。
結構長いですし、宿題も出していません。いや、英語など覚えることを宿題にしています。
それでよしとしていたのですが、テストは直前にちょろっと見るくらい。家で勉強していません。
中には、家で時間かけて覚える生徒もいて、その結果成績に大きな開きが出ています。
だから、覚えていない生徒はだめ…ではありません。そこを話して、動かすべきです。
たかだか週に6時間くらいでは話にならない。そんな当たり前のことを看過していて、その結果は当然でしょう。
すでに、宿題を出している生徒もいます。
これから、一人一人と話していきます。
勉強に対する意識と、普段の学習。これからどうしたいのか。
最悪、塾に来て成果が出せないなら、しかるべき対応も必要です。
私自身が、長年の指導経験にあぐらをかき、すぐにできるようにできると勘違いをしていました。
もちろん、学習量は絶対に必要で、それは間違っていません。しかし、目的を持って動かないと、ただこなすだけで身につきません。
今後、12月初めくらいまで、断続的に「中学生の成績を上げる」シリーズを更新していきます。机上の空論ではなく、リアルにいきます。