今回は「定期テスト対策で過去問」です。
すなわち、中学生の定期テスト対策で過去問を塾でするかどうか。
結論からいうと、著作権の問題でアウトです。学校のテストにも、複製禁止とあることが多く、違法です。
ただ、多くの塾で、過去問は昔から使用していて、グレー的な感じがあります。
私が勤めた塾でも過去問を多く活用していました。ただ、逆に過去問を一切使わない塾もありました。
今現在、私は…
👇以前の記事です。どっちつかずですね。
過去問を使う理由
定期テストで点数が取れる
年度、出題する先生が違えば、同じ問題は出ませんが、それでも似たような問題が出ます。ですから、過去問を塾ですれば、点数を上げることができます。
公立高校入試では、内申点が重視されます。そして、定期テストは内申点の重要な判断材料です。その定期テストの点数、順位を上げることが塾の仕事です。
その手段の一つです。
高校入試、大学入試、各種試験の対策で、過去問を解くのは当然のことです。定期テスト対策でも、過去問対策が有効です。
実戦演習ができる
私が過去問を使う理由が、総合的な実践演習ができることです。
塾用の問題集・テスト対策は、ほとんどが単元別です。特に数学は、過去問での実戦演習が効果的です。ですから、数学は一番点数が出やすいです。
あとは、モチベーションでしょうか。実際にテスト形式になると、生徒も身構えて解きます。それが、実際のテストでも行きます。
過去問を使うデメリット
過去問のデメリットは、安易に点数が取れてしまうことです。
そして、学力がつかず、中3の実力テストで成績が落ちます。
普段の勉強からうすっぺらい効率的な勉強で、さらに過去問などで出るところをするのでこうなります。
そして、世間で過去問の使用は話題になり、問題にもなっています。法律的にもアウトですし、過去問の使用は良心が痛む…とも言えます。
あえて使わなくても…となります。
今でも診断テストの数学が、毎年似たような出題で、使用を思いとどまりました。その結果、以前よりは点数が落ちましたが…
昔とは少し違う…
あえて使わなくても…と書きましたが、昔と違い、今は過去問の効果が薄いように感じます。
まず、塾で過去問を使っていることが、学校の先生にも周知されています。ですから、似たような出題が減りました。
また、ここ数年、業者が作成したテストや、他の教材からの一般的な問題が増えました。そうなると、塾用教材で対策した方が効果的です。
ですから、わざわざ過去問にこだわる必要もありません。
塾教材で定期テスト総合対策があれば、問題は解決するのですが。
それに、私が勤めた塾でも、過去問を一切使わない塾はいくつもありましたが、普通に成績を出していました。
実は、数学と理科は今でも使っていますが、当該中学とは無関係のものです。
時代的には、過去問使用は避けた方がいいですね。生徒や保護者の方から、過去問はしないのですかという要望はあるのですが、事情をお話ししてお断りします。
※ また、過去問の配布も、時代的には良くないとされます。
過去問を間接的に使う
著作権の関係で、過去問の使用や配布はダメ…です。あまりいい印象を与えません。
ただ、
過去問を見て、どんな出題かを分析して、それを元にテスト対策をするのはどうでしょうか。それに対して、問題を作成・選抜します。
直接過去問は使わないので、法律的には問題はありません。
ただ、これって間接的な過去問の使用になる? 何か微妙です。
※ 今回の記事に関して、過去問の使用の是非を問うものではありません。明確な使用の禁止がなければ、各塾での判断になると思います。
