今回は「家で勉強しないんです①」です。
家で勉強しない
ちょうど保護者懇談会の時期で、このご相談を多く受けます。
これにどう答えるのかは、塾としてかなり重要です。塾の方針ならびに、講師の考え方がストレートに伝わります。
昔は、「ご家庭でするようにしてください」と言い切っていました。あるいは、塾で大量の宿題を出していました。それを家でして、保護者も塾も安心するという側面があります。
また、塾が多様化して、どこまで塾が関与するのか様々です。
家庭学習の管理まで塾でする。あるいは、家でしないなら、塾に来て長時間勉強する。先程の宿題を出すのも方法です。
また、塾で確認テストをすることで、家での勉強につなげる方法もあります。
大事なのは、塾と家庭がどこまでするのかの基準を共有することです。
「塾に行っても成績が上がらない」と「家で勉強しないから成績が上がらない」が対決します。双方とも正しいのですが、ずれが生じます。
小中高の違い
「家で勉強しない」という悩みは、ほとんどが中学生です。
小学生もありますが、公立の場合、さし迫った感じはありません。
それに、小学生はご家庭できちんとされている場合が多いです。子どもがまだ言うことを聞くのもあります。
ですから、私からはいくつかアドバイスをします。
学習する曜日や時間の設定、何をするか、どのペースでするか。もちろん、塾で宿題を出す、覚えてきてもらうもあります。
家でする問題集を持ってきてもらったり、塾で購入して、いつまでにしてきてとか緩やかな管理をかけることが多いです。
一方、高校生。
あまり聞かないんですが、高校生にもなって…が正直な感想です。当人の問題でしょう。
やる気がない高校生の場合、呼んで懇々と話すことも多々あります。
大学や将来のことなど、勉強のモチベーションが持てないのがよくある原因です。
そして、その間の中学生が、微妙な3年間なのかもしれません。そこで、子どもも保護者の方も、あるいは塾の指導者も含めて、対応に苦慮します。
塾に行けば、家で勉強するようになる?
某個別指導塾の広告で、「塾に行き始めてから、家で勉強するようになり変わった」という動画を目にします。
これはうまいなと感じます。
家で勉強せずだらだらして、スマホばかりしている。テストも良くない。じゃあ塾に…というのはよくあることです。
塾に行けば、家で勉強するようになる?
いや、勉強するようになるべきだし、塾でそうなるようにもっていくべきです。
塾で週何日も、長時間して成績を上げるなら必要ないです。しかし、成績を上げるためにも、家での学習は必要不可欠です。
そして、この「家で勉強しないんです」というご相談に、塾側も明確に答えるべきです。そこをあいまいにすると、塾への不信感を与えかねません。
では具体的に塾でどうはたらきかえるかは、先ほどいくつか述べました。宿題、確認テストで勉強にもっていく、家庭学習の管理、問題集を指定して指示する…など。
また、私自身は、回答は生徒により変わります。学習状況(成績)、本人の性格、学力などによります。
その具体的な回答は次回ということで、今回はここまでです。

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