今回は「高校生の塾」です。
塾側から見ての、高校生の塾についてです。
昔は高校生は塾に通わない
二十数年前、塾は中学生までが普通でした。
私も、高校生になったら自分で勉強するように言いました。
当時は、衛星予備校が出始めで、塾自体が少なかったです(地方では)。
個別指導塾も多くなく、田舎では高校生対象の塾そのものが少なかったです。
それに、高校の勉強だけでも大変です。さらに部活も厳しく、塾に通う暇はありません。
それが、今では高校生の塾が普通になっている感があります。
古い人間の私としては、違和感があります。
なぜ塾に行くようになった?
まず、単純に高校生対象の塾が増えました。
そして、現在主流の個別指導塾では、高校生も対象です。
これは、塾が高校生まで対象を広げたこともあります。
少子化に伴い、従来の小中学生の一斉指導、集団指導で生徒を集めるのが難しくなり、高校部を増やす塾が増えています。
また、個人塾でも、高校生を対象にした塾も数多くあります。当塾も、高校生の数学、化学まで指導しています。
また、衛星予備校の地方進出、浸透も大きいように思います。高校生でも塾、予備校に行くのが当たり前の感覚になってきました。
高校生を指導できるの?
これを言うと、結構なご批判を受けるかも知れません。
高校内容の学習は難しく、大学入試では難解なレベルもあります。ですから、高校生を指導するには、かなり高い学力と教務力が必要です。
私自身、高校生の指導を始めた時は、指導に耐えられるレベルか悩みました。共通テスト(センター試験)はともかく、大学入試問題を完璧に解けるわけではありません。
ただ、これだけ多くの塾で、高校生を指導できる講師がいるのか疑問です。
地方で優秀な学生も少ないです。高校生を教えられるのは、愛大医学部生くらいです。
今まで勤めていた塾でも、指導に耐えられるレベルなのか疑問な人を数多く見ていました。
また、センター試験で7割も取れない学生を…。
やめておきましょう。五十歩百歩で、人のことは言えません。
それに、今はオンライン塾も多く、地方でも優秀な講師の授業を受けることができます。
目的をもって塾に行く
周りが行っているから、何となく塾に行くは危険です。
何のために塾に行くのか明確にしましょう。数学が分からないから。大学入試のためなど。
そして、塾や予備校により、指導形式や講師のレベルは様々です。慎重に選ぶべきです。
また、勉強は自分でするものです。目の前の学校の勉強をおろそかにしては、本末転倒です。自分でできない、学校ではできないとことを塾で補う形にするべきです。
また、勤めていた塾で、高校生が多かったのは…
・学校の近くで寄れる。
・自習室を利用できる。
・分からないところを質問できる。
・大学入試までの道筋を示してくれる。
・やる気を起こさせてくれる。
などが、高校生にあった塾なのではと思います。
