開業1年目の失敗

開業1年目の失敗

 

今回は「開業1年目の失敗」です。

令和4年1月17日プレオープンから2年が過ぎました。(正式には令和4年4月開校です)

こんな小さい個人塾で、起業とか経営とか偉そうに言えないのですが、それでも塾を維持するのは大変だと実感します。

特に1年目は数多くの失敗をしました。

その時リアルタイムでしくじっていると自覚があることも、後になって気づくこともあります。また、最初からこれは失敗だろうとわかっていた?こともあります。

さあ、今からダメ出しです。

塾開業~その1

 

開業前

〇 年齢高い。50過ぎてからはきついです。若い時に独立すべきです。

〇 開業資金少ないです。詳しくは言えませんが無謀です。融資を受けて何とか。

〇  場所悪い。これは致命的。初めから分かっていたことで、何で?  あとから移ればいいと考えましたが、そんなに簡単でないです。

〇  ターゲットしぼってない。これも良くないです。小中高と学年、教科広げすぎ。私自身が指導できるから?  ちょっと自信過剰。

〇  そもそもですけど塾を開く? この激しい少子化の中、塾が過剰にあふれる中? 無謀です。事前の市場調査ができてない。

〇  コロナ禍まっただ中で開業。

〇  事前の集客なし。前倒ししてプレで開けたのは結果的にはよかったけど。ホームページ・ブログは先に公開して、事前に生徒集めるべき。0スタートはきつい。

開業直後

〇 準備追いつかず整備できず。プレ先行とはいえ教室の内外汚い。いろいろ整っていない。

〇  電気工事費が想定外。エアコン設置で電圧足りず。入居前に確認すべき。こちらもちで結構な出費。

〇  集客が悪い。新聞折り込みとかもうほぼ来ない。ポスティングでかろうじて。これは今も改善できてない。

〇 ホームページ・ブログがよくない。ど素人なのに自作して見た目も内容もひどい。今は多少は改善して問い合わせにつながる。

1年目

〇 成績が伸びが今一つ。これは論外。上がってはいるけど色々不具合。普段の授業やテスト対策も試行錯誤。生徒数が止まる最大の要因。

〇  指導を少し抑える。べたべた教える個別指導ではなく、集団で演習中心のスタイル。ただ…最初から飛ばすべきだったか。

あとで生徒が増えて指導が変わるのを気にしてしまう。

〇  ターゲットしぼらない弊害で、中学生の曜日が少なく複数学年になる。私一人で余裕で指導できると思い込む。ただ、1年目は生徒少なくそれほどでもなかったです。

これは2年目で…。卒塾生に手伝ってもらったり、色々と調整はしたのですが…。

〇  これも生徒増えた2年目の方がよくない。時間フリー、振替フリー。しかし、これは良い面もあります。ただ、常識的にはすべきではありません。

…きりがないですね。いくらでも出てきます。これでよく教室もったなと今になって思います。

いえ、1年目は生徒数が少なくもったとも言えないです。

一番は場所です。

そして、私自身。懸念していましたが、へたに長く塾の仕事をしてきた経験があだとなります。

それでもまだ持ちこたえたのは、ほとんとが教室長での勤務だったことでしょうか。社員としての教室維持と、自営で塾をするのは違うのですが、役に立つことは多いです。

あとは、超~スモールな点。維持費など生活費を含めても、本当に少ししかかかっていません。だからといって、節約とか全くしてません。

支出が少ないことが「成功」の要因でしょう。

「2年目の失敗」はまたの機会に。今回と一部だぶりますが結構やらかしてます。生徒は増えてますが。

※  決してまねはしないでください。塾むちゃくちゃ多すぎです。厳しすぎです。