今回は「自立学習塾ものたりない?」です。
自立学習塾から転塾してきた中学生がいて、話を聞くと何かふわっとして「ものたりない」という感じでした。
自立型学習塾が広がる?
このブログでも何回か取りあげていますが、私は自立型の塾が広がると思っています。
これからの塾は、従来の一方的な指導をして押し込むのではなく、生徒自身が自立して自ら取り組む形になるのでは。
その間に、現在個別指導塾の隆盛があり、次世代の塾が自立型では?
しかし、思ったよりも自立型の塾が増えていません。
システムや指導法が確立していないのか、さらなる進化が目の前なのか。AIの活用がまだ数年かかるのか。
やはり、もう少し先なのでしょう。
指導要綱も変わり、教育そのものの価値観も変わろうとしています。大学入試も従来の一般入試が減り、変わる過渡期です。
まだまだ古い価値観が残り、塾も旧態依然としています。
指導の理想
自分で勉強しないと成績は上がりません。
ですから、自立型学習塾で、自立できるよう指導、サポートしていきます。そして、自ら考えて勉強に取り組みます。
理想ですね。
しかし…現実は…
なかなかできるようになりません。毎日通っていいといっても通わないし、わからないところを質問もしません。
ある程度やる気があって、自分から取り組める子が向いている。といわれています。
※ そこを強制的に指導監督するのが必要なのでしょう。最初から、全部本人任せにはしていないとは思います。
やる気あるし自分でもできる
ところが、転塾した生徒はそういうタイプではありません。
そこそこ上位にいますし、前向きに勉強に取り組めます。「自立」はしているように見えます。
ということは、自立という目標は達成したので、卒塾ということでしょうか。
実は、こういったケースは多く聞きます。
自立型学習塾と一般的な学習塾では、少しずれがあるように感じます。そのために、「ものたりない」というあいまいな要素が生まれたのかもしれません。
これって、当塾でも起こることです。
中学生はひたすら演習することが多く、それが「解いているだけ」という感覚を生みかねません。
公立中学生の指導の難しさ
ある程度上位になると、強制的に学習して、きちんとした負荷のある学習で高校を目指したいとなります。それが塾への強い要望です。
昔より一斉指導の集団塾は減りましたが、一斉塾を望む声は多いです。ですから、今現在でも、上位層を集める「強い」塾があります。
シンプルに塾に求めることが、自立型学習塾とずれるのかもしれません。ですから、まだ数が爆発的には増えていません。
そして、一方で大多数は、一人で勉強ができない、勉強の仕方がわからない、習うことが理解できない、覚えられない、解けないで塾を求めます。
ですから、私自身は塾で、それにこたえるべきだと強く思います。
自立型、通い放題、AIの活用、逆に管理型…と塾が迷走…いや進化している途中なのでしょう。
