今回は「中学国語は文法から攻める?」です。
周辺事項?を塾でする
かなり昔になりますが、勤めていた塾で中学国語の指導方針はこうでした。
文法、漢字、ことば、古文、詩、短歌、俳句などをする。すなわち、点数が取りやすいところからするです。
効率的ですが、肝心の読解は?が当時の私の疑問でした。
そして、しばらくして読解は「塾で効果を出すには時間がかかる」からしないのだろうと理解します。いえ、できないんでしょう。
定期テストには有効?
塾の国語で、文法を中心に周辺から攻めるのは、定期テストでは有効です。
というのも、定期テストでは、文法の問題がかなり出るからです。
最低でも1割、2~3割出されることが多いです。ここを塾ですれば差がつきます。というのも、多くの生徒が文法よく分かっていません。
漢字の読み書きは、多いのは読みは教科書の新出漢字、書きは学校のワークやプリントから出題です。ですから、塾で重点的にすれば点数が取れます。
そんな範囲が決まっているところ、生徒自身がするべきです。塾でするのかともめたこともあります。今はしません。
ただし、文法は一人では分からないことが多いので、塾でする意味はあると思います。
また、古文、詩、短歌、俳句など定期テスト範囲を塾でするのは有効です。多くの生徒ができていません。
高校入試には通用しない
しかし、高校入試ではどうでしょうか。
塾で入試対策をする場合、読解問題をしないことはないでしょう。
文法問題は、50点満点中2点しか出ません。
※ ただ、この2点のために全力で勉強する姿勢が私は好きです。
また、漢字の読み書き、古文に範囲はありません。
でも…
塾で「点数を取れるところをする」のが必ずしもムダではないと最近感じます。いえ、逆に有効なのではとも。
というのも、今まで中学生の読解問題などテキストの丸つけをするとき顕著な特徴があります。
① 国語ができない生徒ほど、覚えるべきところを覚えていない。あるいは、おろそかにする。
② 国語ができない生徒ほど、文法問題ができない。文法が分かっていない。
文法に限らず、漢字の読み書き、ことばの意味、慣用句、ことわざ、熟語の構成、表現技法など。それらの積み重ねが国語の力なのは当然です。
ということは、これらの知識から始めて、徹底的にすれば、国語ができるようになるのではないか。と、思いつきます。
文法は大事かも
そして、その中でも、文法が極めて重要なのではと思い直します。
多くの中学生が、主語と述語すら答えられません。それで文章を読んで理解できるのでしょうか。
また、名詞もよく分かっていないのではないかと最近疑念を抱いています。というのも、表現技法の体言止めでまちがいまくるからです。
終わりが名詞かどうか区別できていない…。とある生徒を問い詰めたら、分かってないと白状しました(悲)。
文法を通して、日本語を深く理解しないと、真の読解力はつかないのかもしれません。
先ほどの「周辺事項を塾でする」方針にはかなり懐疑的でしたが、一周してありなのではと最近思います。
