問題文を読みこむ

問題文を読みこむ

今回は「問題文を読みこむ」です。

短い問題文を読み取る

最近、中3生の指導で「問題文を読みこむ」ことを強調します。

特に国語。

設問の問題文は短く2~3行程度です。

しかし、この問題文をさらっと読んでしまい、正しく答えることができません。

たった2、3行でも、くり返し読んで、線を引いたり囲んで確認します。

そして、何を聞かれてるのかを把握します。さらに、そこまで深く読みこむことで、次にどう答えるかに進めます。

これは、国語だけではありません。全教科に通じることです。

問題の受け答えができない?

一言で言うと読解力ですが、問題にきちんと答えられていないケースをよく目にします。

浅いというか、受け答えが成立せず点数が伸びません。

まずは、「読めない」もあります。設問中の言葉の意味がわからない、またはあいまい。

そのために何を聞かれているのか分からず、答えられません。

例えば「対となる表現を抜き出せ」で、対(つい) がわかりません。

夏暑い→冬寒いのように、反対というかセットになる表現です。

そして、「読まない」。

これは本当に多いです、問題文の短さで軽く考えるのか、ぱっと「見る」だけ。

これは普段から気をつけて、修正することができます。

ですから、中3生にはしつこいくらい言います。一人一人に、問題文の解読に時間をかけます。

さらに、この「問題文を深く読みこむ」ことで、読み取りの力がつきます。

ことばの意味を深く考えて、理解しようとして考える習慣がつきます。

問題文に印つけない、線引かない

今の中3生。

テスト形式の問題を解く時、問題用紙きれいです。

問題文を読んだ時、線引かない?〇で囲まない?

ただ読むだけでも読めますが、深く読もうとするとつい線を引きます。大事なことばは何重にでも囲みます。

そして、頭に落とし込みます。それをなぜしないのか分かりません。

これは国語以外も同じです。

点数を取ろうという意識が弱い?

線を引くはまあ引かなくていいとしても、問題文を深くきっちり読むというのは、テストで点数を取ろうという意識が関係します。

例えば、人生がかかった入試で、問題を読んで何を聞かれているか考えます。当たり前です。何度も読んで確認します。

これって、ふだんからしてないとできません。

テストで点を取ろうという気持ちが弱いのでは?と感じます。

具体的な例

国語の読解問題で

「ー線④「ふかぶかと頭を下げる」とありますが、このときの「わたし」の気持ちを二十字以上二十五字以内で考えて書きなさい。」

問題文を読みます。気持ちに線を引きます、いや〇で囲みます。

私の気持ちを答える問題です。ふかぶかと頭を下げる…謝っている?感謝している?と答えを想像します。

そして、問題文に戻ります。

ー線④の一行前に「あ、ありがとう」とあります。線を引きます。なるほど、感謝の気持ですね。

二十字には足りないので、だれに何を感謝しているのか読み取ります。すると、こどもたちが”先生になる練習”をしてもいいと言ってくれてます。

ということで、解答例は

「自分を受け入れてくれた子供たちへの感謝の気持ち。」となります。

問題文の読み取り→チェック→答えを考える→本文を読み返す→字数に合うように答えをつくるという流れです。

 

「問題文を読む」

当たり前のことですが、本当にきちんと集中してしっかりできているでしょうか。