今回は「やる気ない生徒に対応」です。
保護者の方から「やる気が出る指導をお願いします」と言葉をいただきます。
この言葉を重く受け止めて、塾として何をすべきか、何ができるのか考えます。
これまでも、当ブログでは何度か取り上げています。しかし、いずれも少しあいまいです。
やる気を引き出す
塾では「やる気が起きるような」指導や声掛けが必要です。
塾は勉強を強制的にさせるところです。やる気ないまま学習が進まず、それで成果が出ないなら塾の責任を果たせません。
やる気がない生徒はどうしようもない?
しかし、現実には「やる気がない生徒」はいくらでもいます。
それを塾でどうにかすべきか、できるか。
本人がやる気がないのに、いくら力を注ぎ込んでも徒労に終わります。それどころか、他の生徒に手が回らず、おろそかにもなります。
ですから、どうしてもやる気がなく反抗的な場合は、本人やご家族の方に話すべきです。
それからの対応は塾により様々です。
やる気がある生徒だけを相手にする?
先ほどのように、やる気がない生徒に心身を疲弊させて、塾全体の指導が弱くなることはよくあります。
多くの生徒はまじめにします。物言わぬ生徒たちを手厚くしないと、塾全体の指導がおかしくなります。
ですから、「やる気がある生徒だけを相手にする」という考えは分かります。
ただし、本音と建前で、あまり表立って言わない方が…。
それに、やる気のあるなしを明確に区別できるのか。それに、塾の指導により、やる気が出る出ないは大きく分かれます。特に、中学生の場合は。
塾でやる気を起こす?
やる気を出すのが目的ではなく、勉強に取り組むだけです。
冒頭で言いましたように、塾に対する要望で「やる気が出るようにする」は当たり前で多くの要望です。
そこを期待されて、塾はそれにこたえるべきです。
それができないなら、互いが納得いくように事前に話すべきです。
やる気を出すには、「できるようにする」ことです。
小さい成功体験を積み重ねて、できると実感がわき、面白くなり、やろうと思います。その結果、自分でも勉強するようになります。
例えば、中学生の場合、塾で先取りすることで、学校の授業がわかりやすくなります。
すると、勉強に興味がわきやる気が出ます。これは、非常によくあることです。
家庭学習も含めてやる気を出す?
「家でも勉強するように塾で指導してください」「家で勉強しないんです」という言葉もよくいただきます。
それに対して、塾はどこまですべきか。いえ…それは塾により異なります。
成績を上げるには、家で自分で勉強しなくてはいけません。塾はその補助であり、塾だけでは成績は上がりません。
そのことを共有して、家庭学習の重要性を確認する必要があります。
お家の方のご協力を得て、家で勉強するように言う。当然、本人に指導して家で勉強するようにする。これも塾の仕事…とする場合もあります。
とにかく勉強量を確保する
また、
宿題を多く出す。
塾で確認テストをする。すなわち、家での勉強を誘導する。
はたまた、中学生なら、塾で長時間拘束して勉強させる。
例えば、家で勉強しない中3生には、塾に自習に来るように言います。
もっといえば、塾で長時間学習して、家での勉強をすべて塾でするのもありです。テスト前はそうする塾多いです。
塾で成績を上げるならば、やり方はともかく家庭学習含めて勉強をしないと上がりません。
これらの塾の仕事は、やる気を起こすことは当然で、それができない状況なら引き受けるべきではないと言えます。
また、大事なのは生徒への声かけかなとも。塾でただ授業をして、それで家で勉強するようになるは難しいです。
というか、やる気にもさせられない塾や塾講師ってどうなの? 最後にそれが本音です。
