方程式文章題の衝撃

方程式文章題の衝撃

今回は「方程式文章題の衝撃」です。

ちょうど今、中1数学は方程式の文章題をしています。

算数より簡単?

例題1

「鉛筆を5本と120円のノートを1冊買ったところ、代金の合計は520円だった。鉛筆1本の値段を求めよ」

とりあえず、考える前に求めるのをxにして方程式を作ります。そして、それを解きます。

鉛筆1本の値段をx円とする→  5x+120=520 → x=80  → 80円

これが算数では、520-120=400、400÷5=80 と求めます。

逆に逆に考えますが、それほど難しくはないです。ただ、頭を少し使います。

方程式では、わからないのをxとおいて、式を作って簡単の答えを求めましょう…が数学の考えです。

例題2

「1個80円のみかんと1個130円のりんごをあわせて20個買ったところ、代金の合計は2000円でした。みかんとりんごは、それぞれ何個買ったでしょう」

この問題、算数では易しくはありません。さっきより頭を使います。

小学校では、表を作って求めて時間かかります。

あるいは、中学受験では、つるかめ算でしょうか。

ええっと…

全部、みかんだとすると、 80×20=1600、2000-1600=400

これはりんごとの差額だから…差は 130-80=50、400÷50=8

よって、りんごは 8個で、みかんは 20-8=12個  …と結構頭のひねります。

これが、方程式だと

みかんをx個として、80x+130(20-x)=2000  を解くと、簡単にできます。

すげーと生徒の前で感動しても、生徒はポカーンで共感してもらえません。

xが入る時点で難しく感じるのでしょうか。

そもそも式を作ることが簡単ではありません。

中学受験の算数は何だったのか?

大昔、私が中学受験をした時のことです。

受験する中学校の説明会で「算数は方程式を使ってもいいのでしょうか?」という質問が出ます。

すると、会場内がざわつきます。

当時小学生の私は戸惑います。

方程式?何かの魔法?

確か、その時の学校側の解答は「答えが合えばいい」だったと思います。

答えが間違えば0点とも。

こわっ?何それ?

私の脳裏に「方程式」という言葉が焼き付きます。

簡単に解くための方程式

そして、中学に入り、すぐにその方程式に出会います。

かなりな衝撃でした。

それまで、頭をひねくり回して考えに考えて解いた算数が、方程式ではいとも簡単に解けます。

中学受験の算数は何だったのかとバカらしくなります。

また、一方ではつまらなくなります。算数で考えることが楽しかった?のが、その思考を使わなくなります。

もちろん、方程式の文章題も簡単ではありません。

式を立てるのが難しく、多少苦労もしました。

ただ、算数とは逆?の方向に考えるのが気持ち悪く、あまり好きではありませんでした。

式を作れれば簡単

長年中学生を指導していますが、式をつくるのがなかなかできません。

そのまんま式をつくるだけなんですが、できる生徒とできない生徒に分かれます。

足す引くかける割るの概念が弱い、文字式に慣れてない、理解が弱い、そもそも算数の基本がわかってない。など色々原因はあります。

今年は、そこを踏まえて、式を作れるように指導していきます。