今回は「学力低下」です。
※ あくまでも個人的な考えです。
学力低下してる?
近年、学力低下が言われています。
実際に塾で指導して、少ない人数ながらそう感じます。
ただ、実際はどうなんでしょう。
コロナの影響で、色々な学力テストや学習時間、学習意欲などのデータは数多くあります。確かに、下がっているデータが多く見られます。
その後、コロナ明け後、回復しているようです。
いつの時代にも言われる
子どもたちの学力低下は、いつの時代にも言われています。
大昔の私が子どもの頃も、テレビやマンガで勉強しない、学校は校内暴力などで荒れる、詰めこみ、偏差値主義の弊害など。
少し前には、ゆとり教育で学力低下など。常に、今の若い人たちは…と言われます。
逆に、昔に比べて学力は上がったとも言われます。
これだけ、情報が得やすく、塾や予備校も多く、少子化で個別に教育を受けられます。
センター試験(共通テスト) でも、問題文は長くなり、難しくなっています。例えば、英語一つとっても、私たちの時代とはレベルが上がっているそうです。
実際に感じること
教育評論家ではないので、大それたことはわかりません。
実際に指導していて、確かに学力低下を感じます。また、学力よりもっと前段階のことも。
塾の仕事を長年してきて、勉強ができないは常にあり当たり前です。
ただ、ここ1,2年で何か様相が変だなと感じます。そして、これはどうしたものかと悩みます。
① 全教科で、答えられないことが多い。
読解力以前に、ことばを知らないことが多い。これは知っているだろうということを知らない。何を聞かれて、何を答えるのかわからない。こちらが戸惑うことが多い。
② 授業を受けられない?
全体授業では…こちらの説明を聞けない。聞いてもわからない。指示しても何をすればいいかわからないのか、指示通りにできない。学校では、いわゆる一斉授業の形ではない?
これは、中学生でもそう。全体授業が機能しないとすら感じます。
③ 全体的に遅い。
書くのが遅い。読むのが遅い。だから、問題に答えるのも遅い。分からなければ飛ばせばいいのに、それもできない。
そして、授業が終わり帰るのは速い…と思うと、遅い。
これは、今に始まったことではないが、その割合がかなり高いと感じます。少ない生徒数なので、たまたまかもしれません。
少し気になったのは、東高や南高でも、数学などであれ?と思うことが増えてるような…。単に少子化で、定員がそれほど減ってない関係?
指導要綱改訂で過渡期
今ちょうど、指導要綱改訂がされて、その過渡期です。
従来のテストで学力を判断する価値観ではなく、教育そのものが大きく変わろうとしています。
例えば、大学入試でも、一度のペーパーテストで合否を決める一般入試でなく、推薦入試や総合型選抜での入試が増えています。
面接、小論文、プレゼンテーション、ディスカッション、研究…など。
そこに、これまでの基準にあてはめて、学力低下というのはずれているかもしれません。
また、この古い?価値観が根強く、なかなか教育改革が進まないのかも。
昔はよかった、詰めこみこそ正しい、ペーパーテストこそ学力という考えの年寄りがいなくなるまでは難しいのかも。
言葉が過ぎました。私もその一人です。
そんな先のことよりも、今目の前の生徒をどうするか。塾で根本から「学力」をつける?
それも一部していますが、塾は学校準拠で、目の前の習うことをして、学校のテストに合わせて、そして入試へ…が本筋です。
