今回は「数学(算数)の個別指導の仕方①」です。
数学(算数)の演習で、個別に〇をつけて訂正します。
その指導を毎日、何人もしています。
「〇✕をつけて教えて直す」
それだけのこと?
いえいえとんでもない。やり方一つで全く違います。
指導の仕方を整理して見直す
毎日していることで、これまでも数多く指導してきましたが、そこで得た経験を見せびらかすわけではありません。
あまりにも日常的で、惰性でしてしまい、いい加減になりがちです。
そこで、指導の仕方を細かく整理して、見直そうというのが目的です。
演習のチェックと訂正の仕方は、意外と講師個々に委ねられてばらばらです。
そして、それを受ける生徒の印象も大きく違います。
さらに、できるようになるか、伸びるか、成績が上がるかの成果も大きく異なります。
ですから、塾によっては指導マニュアルがあります。
指導事例
中1数学で「y が X に比例して、X = 6 のとき y = -3 のとき y を X の式で表せ」の問いに対して、
生徒が解いた答えは、y = – 2 X でした。
講師は✖をつけます。
そして、説明を始めます。「比例するので、y = a x の式」
それを聞いて、生徒は y = ax と書きます。
「その式に x =6 と y =-3 を代入。- 3 = 6 a 。」生徒写していきます。
「その方程式を解きます。移動して、- 6 a = 3 。」「だから、a は…。それで、式は y = …」
その講師の説明に従い、生徒は訂正します。
かなり、懇切丁寧な説明で問題なさそうです。
生徒には、分かりやすい印象を与えるでしょう。
しかし、問題点が数多くあります。
指導事例の問題点
① まず、生徒が y = – 2 x と答えた時点で、比例についてある程度分かっています。
それなのに、長々と説明する必要があったのか。
② 次に、講師が説明した直後に生徒が写しています。写しているだけ、講師が解いているだけになりかねません。
口頭で簡略に説明して、もう一度解いてもらう。解くのを見せて、生徒には写さず聞くように言うなど。やり方は色々あります。
これを言うとみもふたもないですが…
生徒にもよりますし、状況にもよります。
例えば、学校の予習で塾でして、その直後で身についていない時。その場合は、丁寧に一緒に解くのもまあありです。
生徒が自力で解けない場合もありです。
しかし、毎回こんなくそ…丁寧なことしていたら効率悪すぎです。1対1ならともかく、1対2でもきついかも。
そして、何よりも、この説明で生徒はできるようになるでしょうか。
初回はここまでです。
シリーズ化して、私自身の指導を見直します。
※ 指導の仕方は様々で、私自身の個人的な考えに過ぎません。これらが正しいとは限りません。
50歳を越えて今さらですが、偏らず、色々調べていきます。
そして、回を重ねるごとに「成果を出せる」指導の仕方を見出します。
