今回は「厳しい指導と優しい指導」です。
※ 今回は「厳しい指導」の一例です。
数学の展開です。公式を使って展開します。塾で、すでに3回ほどしています。
優しい指導
展開のトレーニングプリントを宿題にします。
〇をつけると、間違いが多いです。また、飛ばしているところも多いです。
まだよくわかっていないねえ~と、一緒に一つずつ直していきます。
特に平方公式ができていません。
2乗して、かけて2倍してと丁寧に説明して直していきます。
「わかったかな?」「うん」「じゃあ、このプリントをやってみよう」
そして、解いて持って来ます。
間違いが少々。特に、平方公式の真ん中ができていません。
一つ一つ直していきます。
「平方公式の真ん中は、右と左をかけて2倍するんだよ」と説明。
直していきます。
※ 展開は今まで、塾で何回かしています。
懇切丁寧な指導です。生徒も分かったと満足感があるでしょう。
いい指導ですね…。んなわけありません。
次回も同じような感じで、身についていないでしょう。
厳しい指導
上記のようなぬる…優しい指導はしていません。
現実には…
宿題を〇つけ…の途中で本人を呼びます。
飛ばしていたり、途中だったり、最後までしていないなど、
適当に宿題をするなと叱ります。
取り組み方がいい加減、こんなんでテストできるわけない…ときつめの説教です。
テキストやプリントの公式を見て、きちんとして来いと。
プリントを返して、自力で直さします。
直して間違ったところは説明…とかしません。
できるまで、もう一度直させます。答えは言いません。
私が言って、それを写してもマスターできません。
そして、宿題を直して、練習プリントを渡します。
それを解き、〇つけ。✕だけつけて、自力で訂正。
「平方公式の真ん中の求め方は、自分でつかめ」と。そして、直して終了。
次のプリントを宿題。きちんとするよう言います。展開をマスターしろよと叱咤激励します。
優しい指導と厳しい指導
さて、両者を比べてみます。
時間は同じくらいです。
ただし、厳しい方は、私は教えていません。生徒自身が直します。
ちなみに、私は他の生徒を指導できます。
優しい方は、懇切丁寧でわかりやすいです。生徒も満足するでしょう。
また、厳しい方は、少々「きつい」です。そこそこきつい言葉の叱責です。
令和の時代では、パワハラです。また、教えてもらえないという印象を与えます。
静かな口調で諭すべきです。声を荒げてはいけません。
そして、一番大事なのは…できるようになるかどうかです。
優しい方は、次回も同じことをくり返すかもしれません。
そして、身につかず、テストではできません。でも、きちんと教えてもらえるし、いいかで塾に通い続けます。
一方、厳しい方。こちらの方が、生徒が考えて、身につくでしょう。テストでもできるでしょう。しかし、厳しくて塾を辞めるかも。
今の子たちは、厳しいと打たれ弱く、耐えることができません。
そうそう忘れていました。
厳しい方は、次回、確認テストをします。できるかどうかチェックします。
ほんの一例ですが、優しい指導でもできるようになりますし、厳しい指導では分からないとできないこともあります。
その時の状況で左右されます。
優しい口調で厳しく言う…が今の時代に合ったやり方でしょうか。
