大型連休も終わりました。ここから、学校の授業も再開して、進度も早くなります。さて、今回は成績が伸び悩む(高校生)です。
特に、高2の後半からが多いです。模試や校内順位がずるずると落ちて、気づくと志望大学の判定も悪い…
中には真面目に勉強しているのに、成績が下がっていくケースも多いです。それはなぜでしょうか? また、どうすればいいのでしょうか?
勉強が足りていない
本人がやったと思っても、ほとんどは、たいしてしていないです。それは、誰と比べてですか?
後述しますが、毎日何時間しようが関係ないです。それで、身について、できるようになったのですか?
昨日書きましたが、模試でE判定で合格した人の勉強量、集中力と比べると、話にならない勉強量でしょう。それこそ、寝る間も惜しんで、それを継続します。
また、私自身、超進学校にいましたが、そこでの勉強(特に英語)は凄まじかったです。だからこそ、50人も医学部に合格するのです。
勉強量(正しく身につくやり方での)が圧倒的に足りません。
理解していない(理解しようとしない)
メインはここからです。
勉強しても、真面目に取り組んでも、成績が上がらない最大の原因です。
中学までは、すべてをカバーして、覚えて、やみくもに問題を解けば通用したでしょう。しかし、それも高校内容が増えると、苦しくなります。
理解しないまま勉強しても、できるようにはなりません。
「なぜ、そうなるんだろうか」「どういう原理なのか」「どういう関連性があるのか」「どういう仕組みなのか」など、常に疑問を持ち、考えるべきです。
成績が上がらないと「地頭が悪い」など言い訳します。そうではなく、「地頭」自体を鍛えるように、勉強をするべきです。
もちろん、考えても分からない、理解できないことは多々あります。その時は仕方なく、丸覚えでいいです。しかし、最初から考えずに、機械のように丸のみはいけません。
勉強の要領が悪い
極端な話ですが、教科書の隅から隅まで、時間かけて覚えたりノートに写しても、時間がかかるだけで、成績は上がりません。
完璧主義者で、生真面目な人が陥りやすいです。そういう人は、悩んで、あきらめて勉強自体から逃げるケースもあります。
また、視野が狭く、細かいところを詰めようとします。例えば、一つの単元を通して読んで、全体を把握するようにしましょう。そうすると、大事なところも見えてきます。
…今日はここまでとします。
何でこうなるのかと疑問を持ち、考えて、理解するよう習慣づけましょう。
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