今回は「勉強の仕方・超基本④」です。
目次
新しいことを学ぶ段階が重要
前回までは、新しいことを学ぶ段階の勉強でした。実は、その段階の勉強が重要です。
新しいことを学び、しっかり「理解」できないと、次の勉強が難しくなります。
そして、さらに新しいことを学ぶには、「読める」ことと「考える」ことが必要としました。
勉強の仕方といえば、学んだ後の、どう覚えて、どう解くかの方法が一般的です。しかし、そこに至るまでの段階を注視してほしいです。
原理原則を理解する、新しい内容を体系立てる。そこをおろそかにしがちです。
分からないまま勉強は効率が悪い
単なる暗記(バカ覚え)、分かっていない状態での問題演習は、かなり効率が悪いです。解けるようになるまで、かなり時間がかかり、心身の負担も大きくなります。
算数、数学なら原理原則を深く理解すること。英語なら、文法、構文の仕組み、つづりと発音の関係など。社会なら、歴史の流れ、公民では政治や経済の仕組み。などなど、しっかり理解してから、覚えたり解いたりする方が効率的です。
ところが、昔に比べて、この「理解」を飛ばして、ひたすら問題演習で学力をつける意識が強いように思います。
塾では、どうしても原理原則の理解には時間が取れず、問題演習にかたよります。予備校でさえ、昔の講義から、演習を取り入れています。それが悪いというわけではなく、塾の時間など構造的にそうなり、仕方がないことです。
ただし、それでも学力はつきます。100%理解してから、覚えて解くというのはなかなか難しいです。ある程度理解してから、覚えて解く。そこで理解を深めるというバランスの問題になります。
圧倒的な暗記、演習
読書百遍という言葉があるように、数をこなせば、慣れて解けるようになります。
ただし、学年が上がると、学習量が多くなり、苦しくはなります。高2くらいで、今までの量をこなす勉強を続けて、息詰まるケースが多いのがそれです。
先程言いましたように、理解とのバランスをとり、乗り切ることは十分可能です。そして、これまでの話と矛盾しているようですが、勉強量をこなさなければ、学力はつきません。
理解と量の両輪が必要ですが、勉強量の確保が絶対条件です。そのとき、莫大な暗記と演習は、確実な勉強方法で間違いありません。
圧倒的な暗記と演習で地力をつける
新しいことをある程度「理解」できたら、あとは「覚えて解く」です。
そのときも、常に「考える」ことが必要です。考えないで書くだけ、パターンで機械的にするのでは、ただの作業になります。覚えたこともすぐに忘れて、なかなか定着しません。
覚えながら、解きながら、常にその瞬間に考えることで、加速度的に学力がつきます。人により、学力の差が大きくつくのも、この瞬間瞬間の積み重ねです。
少々非効率的でも、圧倒的な学習量は勉強の王道です。
暗記(バカ覚え)や演習の後が理解しやすい?
私の母校の中高校では、英語では凄まじい量を学習しました。中1から高3まで、7000語以上の単語・熟語、300以上の基本文を何回も覚えて、毎日、毎週テストがありました。問題演習も半端でなかったです。
もちろん、英文法の時間もあり、習っていたはずですが、とにかく丸覚えでした。かなり後になって、英文法の参考書を読み返して、「ああ、そういうことか」と後付けで理解しました。
最初から文法に乗っ取って覚えればよかったと思ったのですが、かなり覚えて身についているからこそ、理解が深まったとも言えます。
100%理解→覚える解くではなく、覚える解きながら理解を深めると、より学力がつきます。このバランスは、人により、教科にもより、学年にもよります。このバランスなら、学力がつくというのはないです。
一人一人がバランスを考えて、勉強しなければいけません。
今回はここまでです。なかなか話が進まないのですが、少しずつ検証していきたいと思います。何か「超基本」でないような…気もしますが。
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