今回は「やる気が出ない(中学生)」です。
なかなか勉強をする気にならない。中学生には多く見られます。塾でも、勉強を教えるというよりも、勉強をする気を起こすことが大変です。
なぜ、勉強をする気にならないのでしょうか。そして、やる気を起こすにはどうすればいいいのでしょうか?
やる気が起きない原因
勉強をやる気が起きない原因は様々です。
「面白くない」「分からない」「できない」
シンプルに言うと、こんな感じでしょうか。
好奇心がない
学校などで、何かを習うとき、そのことに興味がないと、面白くなく、やる気も起きません。それは、普段から、周りのことに好奇心を持ち、知ろうという気持ちがないと難しいです。
小学生で、中学受験をする優秀な子は、様々なことに興味を持ちます。知ろうとして、調べたり、覚えようとします。
外界のことに無関心で、それらに触れる機会が少ないと、好奇心が弱くなります。そして、勉強に対しても、学ぼうという意欲がわきません。
興味がないことは、積極的に分かろうとしません。それが積み重なると、理解力も弱くなり、分かりにくくなります。
好奇心を持って、読んだり、聞いたり、考える習慣がないと、ますますわからなくなります。
できない
その結果、「できない」となります。数学で、問題が解けない。英語が読めない、書けない。できないと、新しいことに進んでも、ますますわからなくなり、悪循環になります。
そして、テストでもできないので、決定的にやる気をなくします。
それほど好奇心がなくても、学校の授業がわかって、テストでできることは普通にあります。人によっては、やる気がなくても、テストでできて、入試にも合格できます。
ただ、周りから見ると、やる気がないように見えます。やる気になれば、もっとできる。成績が上がると思われがちで、本人は苦痛を感じることもあります。
なぜ勉強するのか分からない
中学生は、成長に大きな差があり、また、中1と中3でも大きく違います。低学年のうちは、なぜ勉強するか考えずに勉強します。
中3になり、高校入試が近づくと、将来のことも考えます。そこで、なぜ勉強するのか分からなくなり、やる気をなくすことも多いです。
高校生になると、大学や将来について真剣に考えるべきです。そこから、勉強のやる気も生まれます。ただ、中学生は微妙です。
やる気を起こすには?
勉強をやる気を起こすには、これらの原因を解消するしかないです。
すなわち、
「面白い」「分かる」「できる」に変えることです。
いくら話しても、叱っても、説教しても、やる気は起きません。いや、一時的には勉強に向かうでしょうが、結局「面白くない」「分からない」「できない」のループです。
叱られたり、注意されたりするのが嫌なだけです。
勉強のやる気を起こすのは、勉強での成功体験が必要です。
私自身の塾の指導例でいうと…昔の話ですが
中学生の理科・社会を、週1日40分の一斉授業をしたことがあります。こんな短い時間ですが、定期テストでは、ほとんどが80点を越えました。
授業は、「面白い」「分かる」を徹底しました。導入に全力を注ぎ、とにかく生徒が面白いと感じる、興味を持てるようにします。その後は、授業をしたことをテストして、問題をします。
テストは、全部ではなく、重要事項のまとめたものになります。それほど数は多くなく、覚えることは難しくありません。そのテストができて、理科・社会が面白いと感じると、テスト前には自分で勉強できます。
そして、定期テストでいい点数をとると、やる気がさらに起きます。
理科・社会でできると、英語・数学にも波及します。何か面白し、やればできるとなります。
勉強に向かい、少しでも分かること、できることから始めるしかありません。
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