原子と分子

今回は「原子と分子」です。

中2の理科で習うのですが、「分子をつくる」「分子をつくらない」の違いが難しいです。

高校内容までつっこめば、説明がつくでしょうが、そこに触れずに区別してみましょう。

分子とは?

教科書では

原子…それ以上分割することができない粒子

元素…原子の種類

分子…物質の性質を示す最小単位の粒子

ん?少し難しいですね。その前の元素もあいまいな気が…。

例えば、水H₂Oは、水素原子2個と酸素原子1個が結びついてできた分子です。この水を、分割してしまうと、水素と酸素になり、水とは性質が違うということです。

この「結びつく」とは、中学では詳しく習いません。高校化学では、共有結合で習います。電子を共有して、なかなかな力でがっちりと結合します。

さて、では塩化ナトリウムNaClはどうでしょう。分子ではありません。教科書には「たくさん集まっている」とあります。何となく集まっている?

これも、実際には静電気力でくっついているのですが、また高校内容になりますね。

金属の銅Cuなら何となく、集まっているなと分かります。実際には、金属結合で…。

中学範囲では、かえって分かりにくいのかも。

単体、化合物、混合物、分子をつくる、分子をつくらない…

そして、

単体…1種類の元素でできている物質

化合物…2種類以上の元素でできている物質

※ この2つは、1種類の物質で、純粋な物質です。

混合物…純粋な物質と2種類以上の物質が混じり合っている物質

そして、「分子をつくる」と「分子をつくらない」物質。

がっちりとくっついているのが分子、何となく集まっているのが分子でない。

※ 一般的には、ナトリウムNa、銅Cu、マグネシウムMgなど金属は分子を作りません。これは、中学生に言ってもいいでしょうか。ただし、炭素Cの例外が…

これをまとめた教科書の図が👇になります。

これは意外と難しいです。中3生でも、分かっていない人が多いです。いや、へたしたら高校生でも…

これに続いて、教科書では「単体と元素」で話をしめています。なかなかの構成です。高校化学をするとき、ここが理解できていない人は結構います。

分子って結局何なの?

さて、もう少し続けます。

上の図を見て、「分子である」と「分子でない」の違いは何でしょうか?

まず、粒が1つのときは、分子でありません。原子と原子が結びつくので、当然です。

そして、よくよく見ると、分子は粒同士がめりこんでいる!! 分子でないのは、並んでいます。すみません、くだらないことで…

分子は、原子がめりこむほど結びついているということですね。

ということで、👇

右半分の、実際に存在するようすで見ないと、分子は分かりにくいのかも知れません。

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