今回は「県立高校入試で逆転合格」です。
この時期から、受験勉強を始めて、現状よりもずっと難しい県立高校を目指す。つまり、「逆転合格」は可能でしょうか。
結論から言うと、かなり厳しいです。
これまで数多くの中3生を見てきましたが、奇跡的な合格というのはほぼほぼ見たことがありません。
それは、内申点が合否に影響する県立高校の入試形式によります。
差があり過ぎると厳しい
これまでの逆転合格は、学科試験(学校の実力テスト、模試)で1割程度、内申点で少し足りない…ならあります。
それでも、少ないです。また、入試の倍率など幸運もあります。工業や商業では、まあまあ起こりえます。
ただし、平均以下から普通科で中央高を目指す。あるいは、北高、南高、東高とランクを2つ以上上げるのは厳しいです。また、同じ普通科でそこまで挑戦する意味合いが弱いです。
その時点で、合格できる高校に絞るのが一般的です。目指すとしても、1ランク上まで。入試の点数でいえば、5~10%まで。
内申が低い場合の逆転
数字上は、十分可能です。
以前、県立入試シミュレーションで試しましたが、入試の数点で割とひっくり返ります。
しかし…
昔ほどではありませんが、内申が足りない場合は、周りからストップがかかります。それを押し切って、受験するところまでいくことがあまりありません。
県立高校入試は、超安全志向で無謀な挑戦は危険です。
その周りからの制止を押し切って、残り2か月で必死で勉強して、入試で2割ほど点数アップ…は決して不可能ではありません。
一方、きつい言い方をすれば、じゃあ今まで何をしていたの?となります。
高校入試で内申点が重視されることに批判はあります。しかし、中1から積み重ねてきた努力が評価されるということです。
慎重な判断が必要
目指すのはいいですし、挑戦することも尊いことです。そこで2ヶ月程必死で勉強することも素晴らしいことです。
実際にそれで、実力テストが半分くらいから、7割近くまで取れるようになった生徒もいました。
最終的には、内申点を考慮して受験校を決めました。当初の志望校ではなかったですが、1ランク上の高校に合格できました。
そして、最後は慎重な判断が必要だと思います。
