今回は「講師が代わりに解いているだけ」です。
講師が解くのを写すだけ
勤めていた塾での一場面。
中学生の理科の計算問題。
問題がわからない生徒に、講師が丁寧に解き方を教えます。生徒はそれを聞きながら書きます。
塾では、ごく普通の光景です。
すると、その時、別の講師(その教室の責任者) が、生徒に…
「だめだめ、それ先生が代わりに解いてるだけやん」と教室に響き渡る声。
それを聞いて、結構衝撃的でした。
講師が代わりに解いて、生徒はそれを写すだけ。その後、生徒が自力で解けるか確かに疑問です。
教えているのではなく、解いて見せてるだけ。「代わりに解いてるだけ」は目からうろこで考えさせられます。
その指導した講師の方は、結構なベテランの先生で、非常にいい先生でした。
その言葉を聞いて、特に反応することもなく苦笑いしていました。割とよくあることなので。
私自身も、当時でそこそこの経験でしたが、しょっちゅう言われてました。
「答え言うだけ」で力がつかないなど。はあ?分からんから答え言うの当たり前だろう!と、よく反抗してました。
でも、その言葉は今でも頭に残ります。
そこが塾講師として、一流と二流の差。いや、成績を上げられるかどうかの差なのかと感じます。
じゃあどうすれば…
その指摘した先生がどうしているのか観察します。
うーん、普通に説明してるんですけど。
ただ、それほどていねいではないかな。あと、生徒の学力に応じて、説明を変えてます。
また、ワークや教科書を調べるよう指示します。
私も同じことしていると思ったのですが…。調べるように指示は、確かに私も多くするようになりました。
そして、私自身、他の講師に「説明長い」「説明するな」と言います。
しかし、私が言われた「答えを言うな」は、全無視です。
だらだら説明せずに、答えを見せて即直してもらいます。
講師ではなく生徒が解く
教えず考えさせる。
ワークなど類題の解き方を見るなど、指示して自力で解いてもらう。
まあ、これが理想です。
1対1の個別指導でなく、複数人数の場合、一人一人に丁寧に説明は難しいです。
※ 多くの生徒に対応するためにも必要な対応です。
講師が「代わりに」解くのが問題? 生徒はそれを写すだけ?
それを回避するには…
① 口頭で説明する。→ それを聞いて、説明のあとに生徒が解く。
② 同時に写すのが問題。書いて解いて見せるのはいいとして…。解説後、やはり生徒に解いてもらう。
ただ写すよりは、考えるのでまだいいでしょうか。なぞってるだけな気もしますが。
その場で、類題を解くのもいいですが、なぞる作業になりがちだし。
結局、後日復習で解けるか確認すればいいのでは。
この個別対応の解説の仕方は、ちょっと考えてマニュアル化したいです。もう少し研究します。
