今回は「愛媛県立高校入試選抜方式」です。
愛媛県では2段階の選抜方式を取っています。
その結果、内申点(5段階の成績) が重要です。ただ、どこまで重要でしょうか。
第1選抜と第2選抜
※ 詳細は省いています。詳しくは👇(愛媛県教育委員会)
クリックしてr06koukou_nyuugakusyasennbatu_zissiyoukou.pdfにアクセス
A:学力検査の成績…入試の得点。各教科50点満点、合計250点満点。
B:調査書点…中1~中3までの9教科の評定(5段階の成績)の合計135点満点。
C:調査書の各教科の学習の記録以外の記録並びに面接など。各高校により基準が異なる。
第1選抜
Bの調査書点で上位から定員の90%程度以内のうち、Cが良好が者を対象にして、Aの入試の点数で上位順に定員の70%程度を合格とする。
まず、第1選抜に残れるかどうかでわかれます。つまり、内申点がある程度あり90%以内に入れるかどうか。
90%以内に残り、入試でその中で8割近くに入れれば合格です。入試で失敗すると、第2選抜に回されますが、その数は少ないです。
第2選抜
第1選抜で選抜されなかった者を対象に、残り30%を選出します。
先ほどのA、B、Cの比率に応じて、得点を計算し(詳細は省略) 決定します。
その比率は各高校により決められます。例えば、A:B:Cの比率が、松山南高校では6:2:2で、松山中央高校では4:3:3となります。
これでいくと、南高は入試の点数重視、中央高は内申重視といえます。
内申重視?
少し分りにくい選抜方式ですが、内申点が重視されます。
まず、第1選抜の90%に入らないと厳しい戦いになると予想できます。
そして、さらに第2選抜でも、高校により違いますが、そこでも内申点が加味されます。
入試当日のできで逆転合格が難しいのかなと予想します。
実際はどうなのか?
でも実際のところはどうなのかと疑問がありました。
そこで、2年前ほどシミュレーションをしました。当時、生徒が少なくよほど暇だったのでしょうか。
それに、これはCを除外して考えていますし、あくまでも架空の数字設定です。あまり意味なかったかもしれません。
シミュレーションの松山中央高校編では、この2段階選抜がなかったらと仮定しました。
最初から比率決めて1回で選抜します。すると、合否はほとんど変わりません。まあそうでしょうね。
何で第1選抜をするのでしょうか?
県立高校入試シミュレーション~松山中央高編
県立高校入試シミュレーション~追加検証
一方、松山南高編。第2選抜では、入試の点数が重視されます。
すると…
中央高校よりは逆転が増えました。少しですけど。
県立高校入試シミュレーション~松山南
入試シミュレーション~南高追加
この選抜方法だと、内申点がかなりいい人が入試で失敗した時、救われる可能性が高いと結論づけました。
そして、内申点が悪くても、2つの選抜をくぐりぬけて逆転合格もけっこうあり得るとも。
ただし、かなり高い点数が必要です。少々の点差では逆転は難しいです。
もっとも、Bの調査書点(内申点) の数点も、入試の数問ですぐに入れかわります。数字上では。
