今回は「宿題を出す」です。
中1~中3です。
塾で完結、宿題出さない
当初は、宿題を出しませんでした。
厳密にいうと、英語のテストを覚えてくることが宿題です。また、入試前やテスト前、理科や社会の暗記等、不定期では出します。
塾で1日3時間勉強して、それで完結という方針でした。
しかし…
ある一定の成績以上の生徒では、成果が著しく上がります。
久米中でいうと、70位以内くらい。多くの生徒が上がり続けて、10番台まで上がります。
理解力がある程度あり、勉強の仕方もわかっていて、勉強の習慣もあるので、塾の学習が上乗せになります。
でも、それ以下になると、なかなか成果が出にくいです。「たった」3時間、「たった」週2,3日で上がるわけありません。
※ 3時間の学習量の格差がえぐいです。基本的に遅い。塾で速くできるようにできていません。
そんなこと分かりきっています。宿題を出すなりして、家で勉強しないと、身につかないし力はつきません。
かつて勤めていた塾は、中1、2で週3日、中3で週4日でした。そこに、かなりな量の宿題を出します。
上位の生徒はいいです。
しかし、平均以下の生徒は、それでも空回りして、成績が上がらない生徒が多かったです。
宿題出しても成績上がらない
宿題を出さないことには理由があります。
かつては、大量の宿題を出したこともあります。
しかし、塾の指導は宿題の点検で追われます。また、解答を写すなど無意味なことが起きます。
結局、宿題を出せば出すほど苦しいだけで、成績が上がりません。いえ、それどころか逆に下がります。
分からないまま、身についていないまま、作業的にワークを埋めるだけになります。
宿題があることで、塾も生徒も安心します。
個別に宿題を出す
この3年間で、成績の上下を見て、明らかな結果が出ます。
平均以下の場合、塾だけの学習では成績は上がりません。よくて現状維持。苦手な教科は、多少できても、根本的な克服はできません。
塾で少しでも…とか、学校の勉強についていければ…という考え方はあるでしょう。
しかし、そのための塾でいいのか。
また、じゃあ成果を出せる生徒…できる生徒だけを相手にするのか。成果が出せないなら、引き受けるべきではないです。
経営的なことをいうと、できない生徒ばかりでは塾は補習塾になり、結局成果出せず苦しみます。
何回やっても身につかない、全くできないということが起こります。それは、生徒自身の能力もあります。確実にあります。
久米中で200位台の生徒と、50位以内の生徒は全く違います。
でも…
今、全体的に学力が下がり、習う内容も難しくなり、できないケースが増えています。
それに塾が対応すべきなのか。また、生徒が基本的なこともできないのは、塾の指導が悪いからです。私の責任でしょう。
覚えてこないのも、覚えて来させていないだけです。
ということで…
中1、中2には個別に宿題を出すことにしました。
各自、塾用のノートに書いて出します。機械的なワークだけの宿題ではなく、個々に必要なものを出します。
すると…
中1が何名かいきなりその宿題を無視します。
「時間がない」「部活が忙しい」そんな言い訳を悪びれずに平気で言います。
もちろん、叱ります。
しかし、そういう風に指導したのは私です。これで成績が上がるわけありません。
勉強のしかたを指導
英語の基本文、単語のテストは覚えられない生徒もいます。
以前でしたら「覚えてこい」で終わりでした。しかし、今は違います。
基本文の仕組み、単語の発音、覚え方まで指導します。塾用ノートに書きます。
また、ある生徒が、理科社会のワークを答えをほぼ写します。しかも、丸付けもせず放置。これで勉強のしかた云々は論外です。
答えを見ずに自分で解く→解答を見て〇をつける、訂正する→答えを見ても分からないところは塾で聞く→答えを隠して2回目をノートに書く。
そんなごく当たり前のやり方を話します。
そうやってワークを埋めても無意味です。時間のムダです。学校のワークもそうしているのかと聞きますと、さすがに否定しますが怪しいです。
塾のノートで指示・対話
塾に来たら、まずノートを見て、宿題等をチェックします。
宿題は塾で点検します。塾で丸付けをするもの、生徒が訂正するまでが宿題と分けて出します。テストは塾でします。
そして…
授業が終わったら、ノートに次の宿題を出します。
学年末が近づくと、テスト勉強の指示も出す予定です。
塾用のノートを通じて、勉強に関して対話をしていく感じです。
令和の塾では、ここまでしなければいけないかも。
AIで分析して、何をどう勉強するかにしたがって勉強する。そういう時代です。

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