塾講師の力量・続②

今回は「塾講師の力量・続②」です。

前回の続きで、「高い教務力が必要か」です。

塾講師の力量・続①

教務力といっても様々です。

「解ける」ことと「教える」ことは違います。しかし、無関係ではないです。

解けないのに、教えられる? また、解けるのに教えられない?

さらに、塾によっては「教えない」塾もあります。

高い学力が必要か

もちろん、指導対象によります。

難関大学受験、レベルの高い中学受験、高校受験でも難関校。これらの指導で、学力は必要でしょう。

しかし、一方

公立小中学生の指導では、高い学力は要求されません。

学歴は必要か

塾講師に学歴はいりません。

学校の先生のような教員免許は不要です。そして、だれでもできます。

勤める場合は大卒が条件ですが、塾を個人でするなら無関係です。

これも、指導対象によります。

例えば、医学部受験、難関大学対象で、講師はある程度の学歴はあった方がいいと思います。

それは、逆に私が生徒なら、塾講師が一流の大学卒でないと、バカにして言うことを聞かないでしょう。

自力で解ける必要があるか

学力とつながりますが、塾講師は指導する教科の問題を解けるのでしょうか?

おそらく解けない人が多いと思います。

私自身も、高校数学、化学を指導していますが、共通テスト(センター試験)ならともかく、自力で解けない入試問題は多いです。

それでも、指導してお金をとることに、多少の違和感はあります。

自分では解けないけど、解答・解説を見て、それをもとに指導する。解くと教えるのは別と言いますが…。

私個人の考えでは、指導する対象の問題くらい、自力で解けるべきだとは思います。

特に、最近は高校生対象の塾が増えてきました。そこで、塾講師が指導に耐えるレベルなのか疑問です。

学力もない、自力で解けない塾講師を多く見てきました。

ただ、自力で解ける必要はありません。塾講師も資格制にすべきとは思いますが…。

高い教務力が必要

ここまでの、学力、解ける力はあくまでもベースです。

そこから、「教える」力になると、また別の高度な力量になります。大雑把ですが、それを「教務力」と呼びます。

これは、個別か一斉、塾長か社員かバイトか…など立場により、求められるものが違います。

わかりやすく教える。そして、できるようにして成績を伸ばせられる。さらに、管理能力があり、生徒を増やせる。

そして、塾により様々すぎて、この能力は偏り正解がありません。

私自身、多くの塾で働きましたが、ところ変われば大きく違います。

しかし、高い教務力が必要なのは間違いありません。

わかりやすく教える説明する能力は、経験を積み、勉強すれば身につきます。

そして、しばらくして、教えてもできないと気づきます。できるようになるにはと考えて、次のステージにいきます。

塾講師は、そうやって経験を積んで、高い教務力を身につけていきます。それぞれが、試行錯誤して、個々に偏って…。

 

今回はここまでです。次回は、塾講師のうち、社員や教室長、塾長の能力を取りあげます。

※ 偉そうに講釈たれていますが、私自身は偏りまくった癖の強い塾講師です。このシリーズは、自戒と大いなる反省で成り立っています。

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